ペテガリ西沢~ペテガリA沢~ペテガリ沢川中ノ岳北西面直登沢
2018年9月25日~27日

ペテガリ西沢のF1。このあと無数に滝は出てくるが一番最初に出てくる滝の印象というのはその沢の印象を大きく決めるような気がする。ペテガリ西沢といえばこの滝のイメージが僕には強い。
やはり1年に一度、長くて中身の濃い沢を登りに行きたい。それは北海道ならやはり日高、という事になるのかもしれない。心強いパートナーに支えられ、天気にも恵まれて充実した初秋の日高の沢旅だった。


610m二股すぎで早くも雪渓。過去も同時期に遡行しているが雪渓はなかった。夏の天候不順の影響か。雪渓の処理はいつもドキドキするが、心のどこかで楽しんでいる自分もいる・・・。


二日目は明るくなると同時に行動開始。まもなく西沢の核心というべき大滝。左岸から高巻く。顕著なカンテを笹をつかみながらぐんぐん登り、続く滝もまとめて巻いた。


大滝の後も上部まで滝が続く。開放的で明るい渓相が何よりも気持ちが良い。体力抜群のパートナーには置いてけぼりをくらい、自分も「とし」だと感じる。


澄んだ秋晴れの頂上は最高に気持ちが良い。時折吹き抜ける秋の風が火照った体を冷やしてくれる。ペテガリ岳、もう何度目の登頂だろうか。遥かなりペテガリ。日高の山には学生時代から通っているのでそれぞれ思い入れがある。キムクシュから登った時、長い長い東尾根をお正月に登った時、炎天下の西尾根をゲッソリしながら登った時、暴風雨の中頂上付近でツエルトで泊まった時・・・。


ペテガリA沢を下る。この沢はもう3回目か。上部は大滝が続き、下部はゴルジュ地形。先がまだあるのでロープは出さずクライムダウンでやり過ごす。

A沢出合い手前から660mの北西面直登沢出合い付近までは沢筋は荒れに荒れていた。かつての面影はなく台風の影響なのか大きく地形が変わっていた。

二日間ともに焚き火を堪能できたのも楽しかったことの一つ。やはり沢では焚き火にあたりながらチビチビやるのが一番だ。



3日目。さすがにこの時期は朝が寒い。しかも霧雨。初めて遡行した北面直登沢だが、スケール感はないが880mから1100付近までの核心部は短いながらも侮れない滝が多い。ツルッとした岩盤状の滝は登りづらく緊張する高巻き箇所も。上部はガレで藪こぎなく中ノ岳西側のコルに出る。

最後は中ノ岳からニシュオマナイ沢を下って神威山荘まで。3日間で4本の沢を堪能し十分満足した山行だった。

ペテガリ西沢のF1。このあと無数に滝は出てくるが一番最初に出てくる滝の印象というのはその沢の印象を大きく決めるような気がする。ペテガリ西沢といえばこの滝のイメージが僕には強い。
やはり1年に一度、長くて中身の濃い沢を登りに行きたい。それは北海道ならやはり日高、という事になるのかもしれない。心強いパートナーに支えられ、天気にも恵まれて充実した初秋の日高の沢旅だった。


610m二股すぎで早くも雪渓。過去も同時期に遡行しているが雪渓はなかった。夏の天候不順の影響か。雪渓の処理はいつもドキドキするが、心のどこかで楽しんでいる自分もいる・・・。


二日目は明るくなると同時に行動開始。まもなく西沢の核心というべき大滝。左岸から高巻く。顕著なカンテを笹をつかみながらぐんぐん登り、続く滝もまとめて巻いた。


大滝の後も上部まで滝が続く。開放的で明るい渓相が何よりも気持ちが良い。体力抜群のパートナーには置いてけぼりをくらい、自分も「とし」だと感じる。


澄んだ秋晴れの頂上は最高に気持ちが良い。時折吹き抜ける秋の風が火照った体を冷やしてくれる。ペテガリ岳、もう何度目の登頂だろうか。遥かなりペテガリ。日高の山には学生時代から通っているのでそれぞれ思い入れがある。キムクシュから登った時、長い長い東尾根をお正月に登った時、炎天下の西尾根をゲッソリしながら登った時、暴風雨の中頂上付近でツエルトで泊まった時・・・。


ペテガリA沢を下る。この沢はもう3回目か。上部は大滝が続き、下部はゴルジュ地形。先がまだあるのでロープは出さずクライムダウンでやり過ごす。

A沢出合い手前から660mの北西面直登沢出合い付近までは沢筋は荒れに荒れていた。かつての面影はなく台風の影響なのか大きく地形が変わっていた。

二日間ともに焚き火を堪能できたのも楽しかったことの一つ。やはり沢では焚き火にあたりながらチビチビやるのが一番だ。



3日目。さすがにこの時期は朝が寒い。しかも霧雨。初めて遡行した北面直登沢だが、スケール感はないが880mから1100付近までの核心部は短いながらも侮れない滝が多い。ツルッとした岩盤状の滝は登りづらく緊張する高巻き箇所も。上部はガレで藪こぎなく中ノ岳西側のコルに出る。

最後は中ノ岳からニシュオマナイ沢を下って神威山荘まで。3日間で4本の沢を堪能し十分満足した山行だった。
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