今度こその阿弥陀岳南稜

2013年3月28日
メンバー:maripe、M林さん、oyama
曇り

 2ヶ月前にアイゼンを忘れて引き返した阿弥陀岳南稜。青い空に白く輝く山々が美しかったが、その頂に触れることは叶わずにすごすごと帰ってきた。来年の厳冬期にまた来ようとも考えていたが、ACCのmaribeさんと同じ職場のM林さんから声を掛けて頂き今季中の再訪となった。
○3月27日(船山十字路へ!)
 仕事終わりの深夜移動はやっぱり眠い。睡魔と闘いながら高速道路を走り抜けて船山十字路へ。今回心配なのは天気。明日からの予報は雨。C0テントを建ててる途中からもポツポツ・・・・。せめて出発時だけでも雨があがっていて欲しいと願いつつ数時間の仮眠に入る。

○3月28日
 6:20 船山十字路 7:05 南稜取付き 8:45 立場山 11:00 3ピッチ目取り付き 11:40~12:00 阿弥陀岳頂上 13:50 御小屋山 15:10 船山十字路

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 空は不穏な雲に覆われているが雨は降ってない。いそいで準備して出発。ゲート付近の林道はほとんど雪が無かったが、林道後半部分は雪に埋っていることが多かった。

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 南稜取り付いてすぐはこんな感じ。当然ながら2ヶ月前と比べると雪は大幅に減っていた。この時点からなんとなく上部の様子が心配になってきた。

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 立場山付近からやっと積雪が増える。この辺からテン場適地となるが平日とあって僕等以外の入山者はなし。平日休みは静かな山を楽しめるのがいいところ。

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 青ナギ付近を通り過ぎる。眺望はまるで無し。前回はこの辺りから阿弥陀岳の北西面の威容や赤岳もかっこよく見えたのだが、残念ながらすべては白いガスの中。自分は全開その迫力ある眺望を充分堪能したからまだいいが、同行の二人はちょっと気の毒だった。

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 やがて出てきた岩峰群もやっぱり雪が無くハイマツが出てたり、岩が完全に露出している状態。このあたりを歩いている時は風もあり、みぞれの様な雨が降ったりと天気は悪化傾向。

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 南稜の核心部とも言うべきP3のガリー。前回アイゼン忘れの時はここで引き返した。そのときは薄いベルクラが張り付いていたのだが、今日の様子ではそんなにイヤらしく無さそうだ。

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 と言うわけでロープは出さずに登ることに、取り付きからしばらくは斜度も強かったが、特に問題なし。ちなみにこのガリーは正面から基部を広河原沢を回りこんだルートで通常はこちらを登ることが多いらしいが、正面壁も登ることが出来るらしい。今度来る機会があればそのルートを行ってみよう。

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 P3の上部は日当たりの良いところは完全に岩が露出。下の写真はおそらくP4だろう。岩にカリカリとアイゼンを立てつつ進むのみ。

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 最後は凹角状をつめると頂上に飛び出した。P3ガリーあたりはから風も弱まり、視界は無いのを覗けば快適な(?)頂上でした。踏跡が多数あるのは恐らく北稜からの登山者のものだろう。

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下山は御小屋尾根。心配していた中央稜との分岐も分かりやすく、こちらもアイゼンをカリカリしながら下る。

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 さすが八ヶ岳で、こういうルート上にはちょっと多いんじゃないの、と思うくらい標識が立てらている。ゲートに戻ったのは予想よりも早く午後3時頃。厳冬期は1泊が妥当なのかもしれないが、この時期なら日帰りで充分だろう。

 天気には恵まれなかったが、来年に持ち越さずに済んだことが何よりホッとしたと言うかスッキリしたと言うか。そんな気持ちになった山行だった。



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