フェアバンクスから再びアンカレッジへ

○6月18日
Happy Valley(ハッピーバレー)→Wiseman(ワイズマン)→Finger Mountain(フィンガーマウテン)

 寒々しくも爽やかな朝。シロクマもジャコウウシも現れず。焚き火でもすればよかったと思いつつもハンドルを握り出発。

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 レンタカー返却日までまだ時間の余裕があるので少しゆっくり進むことに。時々止まりながら写真を撮りつつまずはブルックス山脈を越える。雲が厚くすかっとした晴れではないが前日よりもいい天気。


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 フェアバンクス~デッドホースを結ぶ重要かつ唯一の道路のなので補修の工事が何箇所も行われていた。厳しく長い冬の間にかなり傷むのだろう。

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 Coldfoot20キロ手前の『Wiseman(ワイズマン)』に立ち寄る。ゴールドラッシュで栄えた100年位前には300人ほどが住んでいたらしいが今は20人ほどが住むのみの寂しい集落。現代からのとり残されたような村である。ツアー客のための宿泊施設の他、教会もあったがそれも寂しい限り・・・

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 そして再びColdfoot。ここも住んでいるのは20人にも満たないらしいが、一応ダルトンハイウエイ前半部分の重要な拠点となっている。定番となりつつあるハンバーガーを食べてさらに南に向かう。

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 この日は『Finger Mountain』という丘にテントを張った。そろそろ車の運転にもかなり疲れてきた。トイレもあり、ゴミ箱もあり景色も良かったが、正式なキャンプ地ではなかったようだ。ごめんなさい・・。

○6月19
Finger Mountain→Livengood→Fox→Chena Hot Spirings

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 もうダルトンハイウエイも残すところわずか。『Yukon Crossing』を過ぎるとフェアバンクスまでもう一息。このまま戻っても良かったが地図を見ると、フェアバンクス手前、東に向かうと「Chena Hot Spirings」とある。なんと温泉だ!これは行くしかないでしょ!とさっそく向かうことに決定。

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 ダルトンハイウエイをあっさりと走り終わり、たどり着いたChena Hot Spiringsは小汚い僕らには全く場違いなリゾート地であった。結局温泉に入ることも食事すらすることなく、とっとと引き返すことに。

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 温泉から戻る道すがら綺麗な湖のほとりのキャンプ場が有り、時間が早かったが早々にテントを張りのんびりすることに。ところがここも蚊の大群が・・・。快適とは言い難いキャンプ地であったがもう移動するもの面倒でそのままここで一夜を過ごした。(あまりの蚊のひどさにN君は車で寝ていた)



○6月20日
 Chena Hot Spirings→Fairbanks(フェアバンクス)

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 ほぼ夜通しの蚊の襲来に疲れ果て、朝飯もそこそこにフェアバンクスに戻る。ホステルに行ったん戻った後、レンタカーを返却。事前に洗車もしたので追加料金もなし。「楽しい旅ができたよ~」とお礼を言って散歩がでら1時間ほど歩いて宿まで戻る。この日は非常に天気もよく気持ちの良い一日だった。

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 フェアバンクスで最後の夜。ナインス・アベニュー・ホステルも今日で最後だ。choさんはダルトンハイウエイから戻ってきたことを喜んでくれた。ここはやはりアジア系の旅行者にも人気だが、欧米人からの宿泊客もひっきりなしに来ていた。アラスカ経済は観光で成り立っている部分が多いのでホテルなども結構値段が高いところが多いのだが、ここはかなり良心的な価格設定。ちょっとダウンタウンの中心部からは離れているがバス停も近いし自転車も貸してくれる、なにより宿もとても手入れが行き渡っている。ここはぜひオススメしたい。

 午後はスーパーに行ったり、翌日からのアンカレッジまでのアラスカ鉄道の切符を予約したりとのんびり過ごす。僕は翌々日にはカナダに向かう事になってもいたのでなんだがソワソワとしていた。


○6月21日
 フェアバンクス
 アンカレッジ

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 いよいよフェアバンクスともお別れだ。sさんにお世話になったお礼を伝えられなかったのが残念。少しでもお礼代わりにと余った食料やガス、燃料などをSさんに残していく。choさんにお別れしてタクシーにてアラスカ鉄道の駅に向かう。荷物は相変わらずでかい。Nくんザックもいつもどおり許容量オーバーだ。

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 アラスカ鉄道はアメリカ唯一の州営鉄道。スワードからアンカレッジを通りフェアバンクスまでがメインルートであり、物流の大動脈と同時に広大な森やデナリ国立公園の渓谷の雄大な景色を車窓から堪能できる人気の観光列車だ。便数は少なく南行きはフェアバンクスを朝8時に出て12時間もかけてアンカレッジに着く1本しかない。

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 大き荷物は飛行機のように預けられるので、中に入ったら席を確認後ウロウロと探検。席はもちろん全席指定。中はとにかく綺麗。食堂車もちろん完備しており、食事付きのチケットなどにするとまた値段も違うが、僕とN君は食事なしの普通車両(確か250ドル程)。普通車両にも展望車が2階についており、そこはオープンスペース。やや観光シーズンからズレているせいかかなり空いていた。

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 出発して驚いたのはそのスピード。メチャクチャ遅い。多分時速40キロくらいか。特に景色の良いところは速度が遅くなる。時々スタッフがやってきて英語でいろいろ解説してくれたりと、高い値段だけはあって至れり尽せりの観光列車である。確かに景色も素晴らしいが、正直デナリでの登山やダルトンハイウエイで圧倒的な景色を見てきたので正直感動は薄かった。

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 20時過着にアンカレッジに到着。この時間でも明るい・・・のにはさすがに慣れた。この日は駅から30分ほど、N君がネットで見つけて予約してくれたホステルに投宿。60ドル位とアンカレッジの相場から見ると安めだがダウンタウンからは少し離れていた。12時間列車に揺られてさすがに疲れた・・・。明日はいよいよカナダ入り。



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