今年の秋はソエマツ沢!その②

○9月29日
5:50 C1 7:07 970m 9:40 稜線 10:00~10:20 ソエマツ岳 12:50 C2:ヌビナイ川右股川790m二股

画像

 さすがにこの時期、朝は寒い。テン場すぐ上の滝は右岸を直登出来るというが、トライする気にもなれず左岸から高巻きさらに二つほど滝をまとめて巻く。

画像

画像

画像

 さらに沢に戻って滝をひとつ巻くと、強烈なゴルジュの幕開け。極端に狭まり、瀑水が舞い上がるゴルジュ。朝から容赦のない沢だ・・・。まるで喉のような地形、壮絶だ。

画像

 V字状の深く刻まれた谷。この辺りは8月末でも雪渓が残っているはず。過去の記録もこのあたりから雪渓に苦しめられている。雪渓のない状況で遡行したパーティは数少ないだろう。この時期は確かに気温が低く、中を突破していくのは難しいが、通常期の遡行では雪渓に埋まって見ることの出来ない滝やゴルジュも見ることが出来る。

画像

画像

 950m屈曲点にはこんな大滝が落ちている。ただただぼう然・・・・。

画像

 進む本流も一向に穏やかにならない。いつまで続くのか・・・・。

画像

 970m二股。進むのは左股の方。右股から高巻き滝上に出ると・・・

画像

画像

 ちょっとした平坦地を挟んでさらに大滝。ここはテン場にも使えそうだ。左岸から巻くとここからが第3の核心部、のようだ。といってもずっと核心部にいる感じがするが・・・・・。

画像

画像

画像

 いつの間にかガスが立ち込め、険悪な雰囲気に拍車をかける。ちなみに60m大滝があるはずだが、よくわからなかった。とにかくずっとゴルジュの中をいる感じで目の前に現れる難関を一つ一つ突破していくしかない。

画像

画像

 1300m付近から渓相がようやく落ち着き核心部はようやく終わりを告げる。それでも手ごわい滝が時々出てきて気が抜けない。

画像

画像

 ガレ場になるとガスが晴れ、青空が頭上に広がる。緊張感が抜けていくとともに疲労が一気に押し寄せてきて体が重く、一歩一歩がツライ。体力いっぱいのE中についていくのがやっとだ。

画像

 藪こぎ少しでようやく頂上へ。それにしても疲れた・・・。岳の沢に匹敵するほどの沢と感じた。すでに体はボロボロ。久しぶりのソエマツは風は強いが眺望は抜群。明日朝に登ることになるピリカを眺めてから強風に耐えながら稜線上をコルまで進みそこからヌビナイ川へと降りる。

画像

 ヌビナイ川は疲れてたせいかイマイチ記憶と一致せず、上二俣も一旦通りすぎ降りすぎてしまった。年々昔行った沢の記憶がゴチャゴチャになっている。困ったもんだ。

画像

 上二股のテン場には見慣れた鹿の頭があった。時間はまだ13時。今日はゆっくり焚き火にあたって酒を飲める!と思ったが、小雨混じりの天気となり、どうにも落ち着かない。それでも夕方には雨は止み、前夜に負けないくらいの星空となった。明日は最終日だが、体は既に限界に近い。とにかく少しでも荷物を軽くしようと持ってきたウイスキーをしっかり飲み干してからシュラフに入り込んだ。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック