八ヶ岳・中山尾根

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○2014年2月28日
5:50 美濃戸 6:30 美濃戸口 8:30 行者小屋 8:56 中山乗越 11:10 1P目取り付き 14:57 稜線 15:10 地蔵尾根分岐 15:45 行者小屋 16:50 美濃戸口 17:20 美濃戸
 日帰りでどこか、さくっと登り応えのあるルートに行きたいとKさんと八ヶ岳中山尾根に行ってきた。中山尾根は前々から行きたかったルート。ピッチ数も多いし、バリエーションルートの多い八ヶ岳西面でも難易度もあり、人気のルートだ。殆どは1泊で入っているパーティが多く、日帰りはギリギリかな?という感じだか、そこは八ヶ岳、稜線に抜けてしまえばヘッドランプでも充分帰って来れる。もちろん天候にもよるが・・・。というわけで今回も仕事終わりに名古屋を抜け出して美濃戸へと向かった。

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 前日は名古屋で雨模様など、どうもすっきりしない天気でやや迷いながらも「行くだけ行こうか」という感じで出発。美濃戸へ着いたのは2時ちょっと前。吸い込まれるように眠りに落ちたが、すぐにアラーム音が・・・。睡眠を欲する体を無理やり引きずるように出発。まだ2月の末だが、気温は高め。赤岳山荘のある美濃戸口につく頃にはすっかり明るくなる。ここから南沢ルートに入り行者小屋へ。

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 はじめは曇っていた空も次第に晴れてきて行者小屋につく頃には赤岳も大同心、小同心もばっちりと見えるようにこれは期待大!小屋前には2,3張りのテントがあるのみ。聞くとやはり昨日は天気悪かったようだ。

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 中山尾根乗越しからも心配していたトレースが有り、これは順調だなぁ~と思ったが・・・。

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 1時間ほどで前方が開け下部岩壁がが見えてきた。ところがそこには予期せぬ7人もの大人数の先行パーティが!トレースがあるから先行がいるのはわかっていたが、まさかこんな大人数とは・・・・しかもちょうど1P目に取り付くところ。これは時間がかかりそうだ。ちなみにこの7人は韓国人パーティ。2
人くらいは結構経験がありそうだったが、他はバリエーションははじめてといった感じだった。

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 1時間以上待ってようやく1P目。右下の凹角から登ったほうが簡単らしいが、不思議なフィックスロープが2本も残置されており、正面の直上ルートを選ぶ。Kさんがリードで行くが、はじめの5mが微妙なバランスを強いられキビシイ。ジリジリと慎重にロープを伸ばして見事にKさんが抜けていった。お見事!

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 2P目は左の草付きをダブルアックスで抜けて潅木混じりの雪稜を辿ると上部岩壁取り付きに到着。ここで先行パーティを少々待つことに。
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 上部岩壁は右側の凹角から直上、細かいスタンスにアイゼンを乗っけて体を持ち上げて登っていく。前の韓国人が何枚か写真をっているのでこちらも撮ってあげた。

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 天気はもう最高。風もなく、グローブをしている手が暑いくらい。最高の眺望と高度感に大満足。前回の衝動神クラックといい、僕にとって八ヶ岳は結構天気に恵まれることが多い。

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 最大の核心部の1P目をやっつけたKさんは他のピッチのリードを譲ってくれた。疲れた~と言いながら好条件の登攀に本当に楽しそう。

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 上部岩壁はやや被り気味のところもあるがスタンスは細かいながらもしっかりあるので、落ち着いて登ればそう難しくはない。キャメロットの小さいのかエイリアンがると楽だろう。

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 最後にピナクル下のバンドをトラバースして稜線に出る。このピナクルを直上して頂上に行くこともできるらしいが、流石にちょっと時間が押してきたのでここで終了とした。だいたいのパーティはここで終了としているようだ。

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 下りは地蔵尾根から素晴らしい眺めをいつまでも見たいが、明日も仕事、下山しなければならない。また来るよ~と呟きながら八ヶ岳をあとにした。

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 八ヶ岳には旭岳の東稜や赤岳沢左ルンゼなどまだまだ行きたいルートがあったが、最後に中山尾根に行けたのはほんとうに良かったと思う。天気にも恵まれてほんとうに良い山行だった。Kさん、ありがとうございました!

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