日高キチガイ〜沢と焚火と雪稜を求めて〜

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zoom RSS オプタテシケ北西面

<<   作成日時 : 2016/10/14 08:27   >>

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2016年4月26日〜28日 オプタテシケ山北西面

 冬のオプタテシケと言えば西尾根や東尾根から結構登られてるけど、この両尾根に挟まれた西面には魅力的なリッジや壁が多い。今回は北西稜と中央稜A壁を登攀したが、アプローチの不便さ(と言っても1泊で十分行けるが)や雪崩の危険性からなのかあまり登っている人がいないようだ。もっと楽しくワクワクするようなルートもありそうな気がするし、アプローチで次第に迫って来る北西面の迫力は堪らない。来シーズンもきっとまた来よう。

〇4月26日 札幌〜白金温泉

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 久しぶりの山、それも久しぶりの山中2泊、ということで少々浮かれていたのかもしれない。まだ暗い中札幌から白金温泉に着いたものの、ヘルメットを忘れるという大失態・・・。思案の末、富良野市内のホームセンターが開くの待って土方用のヘルメットを購入。これでなんとかなると思い再び白金温泉まで戻り、さあ出発となったその時に、今度はビーコンがないことに気づいた・・・・。パートナーのN田君に平謝りするしかなかった・・・・。
 結局、ヘルメットとビーコンを札幌の自宅に取りに戻るしかなかった。夜に再び白金温泉奥の除雪最終地点に戻り車中泊とした。この日の天気が終始雨気味だったのがせめてもの救いか。

〇4月27日
4:50 C0 6:50 ポン水無川 7:50〜8:20 BC=1150m 11:00 北西稜核心部取付き1ピッチ目 14:20 オプタテシケ山頂上 15:30 BC
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 無駄にしてしまった一日を取り戻すべく早めの出発。天気は上々。まずは黙々と林道を歩く。次第にオプタテシケ山の山容が目に入ってくる。

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 上手く林道をショートカットすると2時間ほどで水の流れていない水無川に出合う。目印は橋かな。ここから林道を離れて樹林帯へと入る。はじめは沢筋をたどっていたがいつの間にか右手に行き過ぎていたようで途中で軌道修正をした。やっぱりGPSって便利だ〜。

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 というわけで林道から1時間ほどでそうそうにテン場を設営。もう少し上げても良かったがどうせピストンするのだからいいだろうと判断。パパッと用意をし北西稜に向けてアタック開始。

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 テン場からは次第に両サイドの尾根が狭くなってきて沢筋がはっきりとしだす。やがてその谷間の奥にオプタテシケ山の北西面が姿を見せる。上部はまだガスが掛かっているが、十分な積雪もありその姿は迫力満点。テンションが高くなっていく。

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 中央稜の末端を確認しながら右股沢に入り、さらにすぐの二股も右股沢に入る。核心部の岩稜帯には北西料の末端から取り付くよりも右から回り込んで行くのが楽らしい。傾斜は次第にきつくなる。積雪が安定していない時期は避けた方が良いルートだろう。

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 どんどん沢筋を詰めて高度を上げていくが、イマイチ北西稜の取り付きがわからない。いつの間にかガスも晴れ、視界はばっちりとなった。りとりあえず左手奥に見えてきた岩稜を目指す。あれがおそらく北西稜の核心部だ、と思う。

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 岩稜基部についたが果たしてどこがルートなのか?どこでも登れそうな気がするが・・とりあえずロープを出して取り付くことにする。N君が50mいっぱいにロープを伸ばす。よく締まった雪でコーティングされた壁はバイル、アイゼンが気持ちよく効く。ランニングが取れないのがちょっと怖いといえば怖いが、それほどテクニカルな箇所もなかった。

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 気持ちの良い天気の下、どんどんとロープを伸ばし4ピッチほど伸ばすと稜線があっという間に近づいてきた。

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 ゴープロで撮影しながら登っていたN君。後にユーチューブにアップされていた動画はなかなか素晴らしかった。

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 頂上からの展望は文句のつけようがないもの。久しぶりに頂上らしい頂上に立てたことが何より嬉しかった。

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 BCまでは西尾根を使う。このルートスキーを担いで登って滑り降りるのも面白そうだ。
夜は美味しいお酒に楽しい夜となった。

〇4月28日

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 静かな夜は明けると最高の天気。朝から風もなく静かな山の中に入れることの幸せ。今日もさくっと登るぞ〜と気合を入れて出発。

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 固くしまった雪面は歩きやすくあっという間にA壁が近づくが傾斜もかなり急になる。デブリの後も見られるし、時期を誤ると雪崩の巣といったところか。

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 A壁の右側から取り付く、1ピッチ岩混じりのリッジをこなすとキノコが出てきてそれを乗り越える。太陽も出てきて気持ちが良い。

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 最高の景色。こういう景色を見ると幸せを感じる。

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ここは左側の岩塔群の基部を巻いて奥のリッジにあがる。ここは慎重に

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 さらに急な雪面をつめると傾斜が落ちるのでここでロープを解除。ちょっとあっさりした感はあったが・・・。

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 最後はガスが上がってきて頂上は残念ながら真っ白な世界。まあ昨日のうちに頂上は堪能したからいいか。

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 BC帰着する頃にはまた晴れ間も見えてあとはずっと晴れ。汗をかきつつ林道を歩いてまだ十分明るいうちに下山となった。
 この山行では忘れ物で随分とパートナーに迷惑をかけてしまった。本当に反省。この冬は長期で山に入ることが残念ながらなかった。来年はなんとかもう一度、利尻に行きたい。体力つけてモチベーション上げて、課題は多いが目標があればそれに向かって頑張れるし集中力も増してくる。がんばるぞー

 パートナーが編集してくれたゴープロの動画はこちら→ https://www.youtube.com/watch?v=vbkdPlEUS8w

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