日高キチガイ〜沢と焚火と雪稜を求めて〜

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zoom RSS 再び利尻に!

<<   作成日時 : 2015/07/06 08:10   >>

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 幸運な事に今は生まれ育った大好きな北海道で生活しているが、仕事柄全国色々な所への転勤もありえる。そうなると北海道にはなかなか来ることができなくなる。自分はまだしも、妻はまだ「富良野ってどこ?」「函館って東の方?」という状態で、できるだけ北海道にいるうちに色々な所に連れて行きたいと思っている。
 そんなわけで1週間ほど休みをいただき特に自分の好きな利尻礼文に行くことにした。利尻は3月に行ったばかりだが、夏は行ったことがない。礼文は学生時代以来。6月は利尻礼文は1年で一番、高山植物の見頃な時期なのである。1ヶ月前からこの利尻礼文行を決めて、楽しみだな〜とワクワクしているうちにあっという間に時間がなくなりバタバタと準備しているうちに出発となったのだった。

○6月12日
9:30 札幌 15:00 稚内フェリーターミナル 16:30〜18:10 フェリーで利尻へ 18:50 ゆーにーキャンプ場

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 忘れ物がないことをしっかり確認して出発。利尻に行く時はいつも夜発早朝着だったのでなんか不思議な気分。オロロンラインを通り海に浮かぶ利尻を見て二人でテンションが上がる。稚内市内にある地元スーパー「西條」で買い物してフェリーターミナルへ。

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 徐々に近づく利尻山!カッコイイ!!!それにしても雲一つない晴天で幸先の良い初日となったが、できれば明日以降に取っときたいくらいの天気だった。ターミナルもフェリー内も観光シーズン真っ只中で混んでいた。冬の閑散とした雰囲気とはまるで違う。

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 フェリーターミナルから1キロほど歩いて利尻富士温泉の前にある『ゆーにーキャンプ場』へ。キャンプ場は利尻山も見えるし、温泉も目の前という素晴らしいロケーション、バンガローも綺麗で泊まり心地は◎。登山口までちょっと遠くそのせいか他のキャンパーは少ないが、その分静かで過ごしやすい。早速温泉に浸かり、あすの利尻登山のためちょい早めに眠りにつくZZZZzzzzz.



2015年6月13日    曇り

4:50ゆーにーキャンプ場 5:45北麓野営場 10:50長官山 11:10避難小屋 13:15〜13:30頂上 14:40避難小屋 18:30北麓野営場 19:15ゆーにーキャンプ場
 
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  心配していた天気はちょっと雲が多いがまずまず。しっかりと朝ごはんを食べて出発!まずは登山口のある北麓野営場を目指すがこれが意外と長く感じる。トボトボ歩く横を、宿泊客を送迎する○○旅館などと書かれた車が通り過ぎてゆく。乗っけてくれ〜!!

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 快適そうな北麓野営場。シャワーもあるようだ。ここに泊まれば入下山は楽だが、温泉まで遠いのがネックかな。外国人の登山客もグループで泊まっていてちょっと騒がしそうだし・・・。

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 10分ほどでおいしい水が湧き出る甘露泉。これ以降は水場はないのでナルゲンに水を詰める。最悪、避難小屋泊まりもあるかもとちょっと多めに持った。

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 しばらくは緩やかな傾斜の樹林帯でゆっくりと登っていく感じ。まだまだ序の口と妻も元気でよくしゃべる。

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 礼文は花の島と呼ばれるほどだが、利尻も花は綺麗だ。花には詳しくはないが、花が綺麗だという感性は持っているつもり。二人して花の写真を撮ったりするもんだから当然ペースはゆっくり気味となる。

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 5合目、6合目を過ぎたあたりから振り返ると海に浮かぶ礼文が見えるようになる。時々港を出たり入ったりしてくるフェリーの汽笛が聞こえる。妻は一度この音がハチの羽音に聞こえたようでかなり驚いてた。そんな大きな音をして飛ぶハチがいるわけがない・・・。

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 7合目にて、いよいよきつくなってきた登りを前にストレッチをして臨戦態勢を整える!いざ!

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 長官山への急登は岩もゴツゴツと出てくるのでやや歩きづらいかも。でもやっとどんどん高度が稼げてうれしいところだ。しかし、「この登りいつまで続くの〜?」とさきほどのストレッチの効果はあまりないようだ。ずっと続くよ、と思いつつも「すぐ終わるよ〜」と声をかける。山やはみんな嘘つきである。

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 見慣れた石碑のある長官山。ここからは山頂が見えるのだが、残念ながらガスが掛かりはじめていた。ここからは天気も下り坂になっていきそうだ。「疲れた?」と聞くまでもなく、完全に無口となり明らかに顔色もよろしくない妻。体調も悪そうだ。「どうしようか?」と聞いても「う〜・・・」と山頂をうらめしそうに見つめている。とりあえず避難小屋で休もうともう少し先に進むことに。

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 冬には見つけるのにえらく苦労した避難小屋も夏はなんてことはなく登山道をトロトロと歩いていれば問題なく辿り着く。あまり時間はないのだが、とりあえずここで大休止。お茶を飲みながら、どう言って諦めて引き帰らせようかと思っていると、「もう大丈夫、頂上に行く!帰らないよ!」と驚きの復活&ギブアップ拒否宣言!
 休んで行動食を食べたせいか顔色は良くなっているが・・・。本当に大丈夫?たしかに、ここまで来たら俺も二人で頂上には行きたい。時間は既にギリギリいっぱいってところなので、雨が強くなったり、明らかにペースダウンしたら引き返すことを約束して頂上を目指すことにする。

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 ハイマツ帯を抜けるとトイレブースのある9合目。ペースはゆっくりだけどさっきほど体調は悪くなさそうで時折前もあるくなど元気そう。このあたりから下山してくるパーティとすれ違うことも多くなる。中には10人以上のツアー登山者たちも。ほとんどが50歳から70歳くらいって感じだ。日本は高齢者が元気だ。

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 前も後ろもいよいよガスが濃くなってきた。9合目からは最後の急な登り。頑張りどころってやつだ。途中で走るように降りてきた外人に笑顔で「10ミニッツ!」と言われ、元気づく妻。しかし・・・

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 10分、以上歩いても着かない!視界も悪いので先が見えづらい・・・。再び疲れの色が濃くなってきた嫁。ペースもかなり落ちてきた。
 崩壊が進む登山道は階段をつくるなど整備が進んでいたが、崩壊のスピードの方がそれを上回っているような状況だった。大きくえぐられた登山道には雪がこびりついており、ここを慎重に越える。

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 あの外人とすれ違って20分くらいだろうか、ようやくガスの奥から古びた祠が見えた!!あの祠は・・・そうそこは紛れもなく頂上!ようやく着いた〜!ガスで視界が見えないが、やっと着いた頂上に嫁も大喜び。いや〜良かった。それにしても二人で頂上に立てたのは頑張った妻のおかげ。長官山からの頑張りにはホント驚きだった。ゆーにキャンプ場を出てからなんと8時間、よく歩きました。

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 時間が遅かったので頂上には誰もおらず、少し肌寒かったが写真を撮ったり行動食を食べたりとゆっくりと休憩し登頂の喜びを味わう。少しでも晴れないかな〜と思ったが、結局頂上からの眺望はなし。残念!
 下山はかなり遅くなりそうで、ちょっと心配だったが、念願の頂上に立った妻は「早く下りて温泉に入ろ〜!!」とすっかり元気になった様子。暗くなっても道は迷う心配ないし、暗くなったらラテルネでゆっくり下りればいいと考えて慌てずゆっくりと下ることにした。

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 長官山を過ぎたあたりから、ガスは薄くなり少し眺望も出てきた。ただ振り返っても頂上付近はより厚い雲がかかっており、明日は今日より天気が悪くなりそうだ。「雨も降らなかったし、いい日に登れたね〜。」と言いながら、行きでは見逃した花なども見つつ下った。結局、暗くなる直前に北麓野営場に到着し、さらにゆーにーキャンプ場に帰り着いたのは19時過ぎ。なんと、14時間行動だった!すぐに温泉へとすいこまれて長い一日の疲れを癒した♨

 まずは今回のメインであった利尻山に無事終えた。さぁ、明日から礼文だ!


 

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