日高キチガイ〜沢と焚火と雪稜を求めて〜

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zoom RSS 再び晴天の上ホロ!

<<   作成日時 : 2014/12/24 11:15   >>

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2014年11月30日〜12月1日
上ホロカメットク山・八つ手岩左ルート/化物岩右ルート
メンバー E中さん、oyama、N田君

 シーズンインの上ホロ北西稜から4日後、正確には3日後の夜、再び上ホロに向かった。道中は全く積雪なしで、睡魔が襲ってくる以外は快適なドライブで0時前には凌雲閣駐車場に到着。土曜夜ということで駐車場には多くの車が泊まっている。この時期は各山岳会の訓練等が入って、週末は上ホロが一番混む時期だ。静かに駐車場の端っこにテントを立てておやすみなさい・・・。

○11月30日
7:00 凌雲閣駐車場 8:20 八つ手岩左ルート取付き 12:00 D尾根上 13:40 化物岩右ルー取り付き 15:10 化物岩頂上 15:50 凌雲閣駐車場

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 予報通り朝から天気が良い。テントから出て準備をしていると、知ってる顔がチラホラ。懐かしい釧路に帯広の方々、そして同じ中央労山の面々も見える。昨日も登った連中からは、各ルートの状態や今日登るルートについて話を聞く。みんなから共通するのは「雪が少ない」ということ。特に正面壁はかなり雪付きが悪いようだ。

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 安政火口まではかなり薮が出てる。まぁ、4日前と変わらず。昨日はかなりの人数が入ったようでトレースがしっかり付いてるのでツボ足で問題なし。安政火口でアイゼン装着。

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 今日はまずは八つ手岩左が目標。八つ手岩も結構黒々しているが、正面壁よりは状態は良さそうだ。前回は北西稜だったので、本格的なバリエーションは今季初だ。取り付き尾根を辿り、八つ手岩が目の前に迫ってくるに連れ少しづつ緊張が高まる。程良い緊張感、このドキドキする感じがやっぱり好きだ。

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 1P目 oyamaリード。左に回り込むように凹角に入り、ロープを伸ばす。ハング上の庇の下でピッチを切る。雪は少ないがなんとかバイルが刺さる。気温が低いが天気は雲一つなく風もないという好条件。登っていても楽しくなる。

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 1P目をフォローで上がってくるE中さんも楽しそうに笑顔で登ってくる。

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 2P目 E中さんリード。ビレイ点から右にトラバースして上がるのだが、この出だしが悪い。雪つきが悪くなかなかバイルが切らず、スタンスも細かく高度感もあり。微妙なバランスでE中さんがジリジリと体を上げていく。見ているこちらが緊張するところだが、E中さんは危なげなく、この核心部を越えていった。さすが!フォローでもかなり苦戦してしまった。

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 3P目 oyamaリード。通常雪壁をトラバースして稜上に出るのだが、トラバースせず直上して稜に出る「稜上ルート」を進む。難しくはないのだが、ここは雪がこんもりついていて除雪しながら進む。後続から右ルートを上がってきたパーティーが下の斜面でピッチを切っており、少し気を使った。

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 4P目 E中さん。稜上ルートは高度感と右手に間近に正面壁を見ることができて非常に気持ちの良いルート。最後は岩稜の左を巻くようにしてピッチを切る。正面壁にもかなりのパーティが入っており、色々な方から「解除!」とか「ロープ!」とかコールがこだまする。

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 さらにリード交代して稜上を忠実に進むが、少し進んだこの写真の先ですっぱり切れていてそれ以上は行けず、結局戻って一旦ロープをしまい。斜面をトラバースして懸垂地点まで。ちなみに後続から右ルートを来たのは旭川山岳会で大学時代の同期だった。(部は違うけど、学年が一緒だった)

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 懸垂でコルまで下って、あとはちょっと細い尾根を辿ってD尾根に上がる。

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 少々風が出てきたが、40分くらいで安静火口に到着。まだ12時半、天気もいいしここは化物岩に行くことにして化物岩へ上がる。

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 想像していた以上に化物岩は雪が無い。これはちょっと、キビシイかな〜。と思いつつもロープをつけて右ルートへ。序盤の凹角から上は、全くバイルを使わず、滑るグローブで岩をガシガシ使って登る。核心部の窮屈なハングからカンテを乗り越えるのがイヤラシイ。ヒイヒイ言いながら上がって、ほぼ50m近くロープを伸ばしてハイマツ掘り起こしてビレー。

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 2、3P目はE中さんリード。2P目は緩い斜面でつなぎのピッチ。3P目は浅い凹角を右上する。ここも雪月が悪く、渋い感じ。1P目僕がもたもたしたため、じかんがちょっと押してきたのだが、E中さんがものすごいスピードでこのピッチをこなしてしまった。クライミングにおいてスピードは安全につながる。ここでも「さすが、E中さん!}と感心するしかなかった。

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 安政火口に戻ると日が沈みかけた空には早くも月が・・・。12月は本当に日が短い。天気にも恵まれ充実した一日に感謝して一旦凌雲閣駐車場に戻る。

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 凌雲閣の温泉で体を温めたあとはテントでおでんをつまみつつ宴会〜。あす一緒に登る帯労のN田君も加わりお腹いっぱい、楽しいお酒を楽しんだ。

○12月31日
7:00 凌雲閣駐車場 7:45 化物岩左ルート 10:00 化物岩頂上 11:00 凌雲閣駐車場(下山)
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 天気は午後から荒れる予報。午前中が勝負と化物左を目指す。既に上空は風が強いようで、上ホロ頂上付近は雪煙が舞っている。天気が悪い時はアプローチの近い化物岩に限る。

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 1P目 E中さんリード。元気の有り余っているE中さんがこれまたあっと今に凹角からちょっくストーンを越えてあっさり「ビレイ解除!」。E中さんと初対面のN田君もE中さんの登りには感心していた。
 2P目はN田君。 問題となる箇所なし。

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 3P目 oyamaリード。昨日と全く同じルート。サクっと、いった気もするが、E中さんほど早くは行けない・・・。風が強くなってきて寒くなってきた。

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 というわけで早々に下山。時間はまだ十分あったが、ガスガスの八つ手や正面癖にこれから向かう気には全くならず早々に暖かい温泉に浸かって久しぶりの富良野「山人」でメンチカツ定食で腹を満たし帰路についた。

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